【体験談】2歳の娘が“夜驚症”に…パパとしてできたこと、やったこと

パパの育児メモ

■ 夜中に突然泣き叫ぶ娘…これは一体?

うちの娘が2歳から3歳になる頃です。

ある日突然、一旦寝た後、真夜中に「ギャー!」と泣き叫んでしまうようになりました。
抱きしめたり、声をかけたりしても、全くこちらの声が届いていない様子。

叫んで、バタバタ暴れて、汗びっしょり。
そして30分くらいすると、何事もなかったようにまた眠るんです。
怖い夢でも見たのかなとも思っていました。
翌朝娘に聞いても何も覚えてないし
正直、オバケの乗り移り的な物まで疑いました…

これは本当に怖かった。


■ 夜驚症って知ってますか?

後日、いろいろ調べてみました。
この症状は「夜驚症(やきょうしょう)」と呼ばれるものだと知りました。
医学的には「睡眠時驚愕症」と言うそうで、子どもによく見られるもの。
悪夢と夜驚症は違うのだなとわかりました。

悪夢の場合

  • 起こすことができる
  • 慰めると落ち着く
  • 夢の内容を覚えていることが多い
  • レム睡眠中に起こる

夜驚症の場合

  • 起こすことが困難(起こそうとすると逆にひどくなる)
  • 慰めても効果がない場合が多い
  • 全く覚えていない
  • ノンレム睡眠中に起こる
  • 3歳~6歳くらいの子供によくみられる

この違いを知ったことで、娘の症状が夜驚症であることがはっきりしました。

「うちの子だけじゃないんだ」と、ちょっとホッとしました。


■ パパとして何ができたか

夜驚症の間、私たち夫婦はかなり寝不足になりました。
いつ起こるかわからないので
「今日は来るか?また来るか?」とビクビクしていたのを覚えています。

そんな中で、パパとして僕がやってきたことは…

① 無理に起こさない

とにかく暴れていても、無理に起こさないことが大事でした。
目が開いていても“夢と現実の間”みたいな状態らしく、無理に起こそうとすると逆に長引いたり、怖がらせてしまうことがあると聞きました。

② 「大丈夫だよ」と言いながらそっと寄り添う

優しく「パパいるよ」「大丈夫、大丈夫」と声をかけながら、背中をなでるようにしました。
自分たちが焦ってしまうと子どもにも不安が伝わってしまう気がするので。

③ 過ごし方の見直し

  • あまり興奮させ過ぎずに、就寝前の1時間前はテレビやタブレットを見せないようにしました。
    昼間は適度に身体を動かして、自然に寝られるように過ごすと
    良かったと思います。

④ 夫婦で交代して対応

ママ一人に任せず、「俺が対応するよ」と声をかけるようにしました。
お互いがクタクタにならないように、できるだけ交代で対応しました。
「子どものために頑張る」のはもちろんですが、「夫婦の体力も大事」


■ どれくらい続いたの?

うちの場合は、4〜5ヶ月ほどで落ち着いていきました。
ちょうど保育園に慣れてきた頃と重なっていたので、もしかしたら生活の変化・ストレスも関係していたのかもしれません。

今思えば、「成長の途中で、心と体がチグハグになってしまった時期」だったのかなと感じます。
体が疲れているのに、脳は処理しきれない…そんなイメージでした。


■ 同じように悩むパパ・ママへ

もし、この記事を読んでいるあなたが、
「うちの子も夜中に叫ぶ…これって夜驚症かも?」と悩んでいるなら、ひとつだけ伝えたいことがあります。

大丈夫、あなただけじゃないし、子どもは少しずつ乗り越えていきます。

心配になったら、小児科や専門の先生に相談してOK。
ネットの情報だけじゃ不安なときは、プロに頼ってください。

そして、パパのあなたへ。
夜の対応、ママ任せにしてませんか?
私も最初は「どうしていいかわからない…」と不安でしたが、

ただ隣にいて、声をかけてあげるだけでも十分なんだと気づきました。


■ おわりに|夜驚症を経て

あの夜の出来事は、今でもよく覚えています。
叫ぶ娘に戸惑いながら、夫婦で支え合いながら乗り越えた日々。

今では笑って話せるけど、当時はほんとに不安だった。
だからこそ、同じように悩んでいる誰かの力になればと、この記事を書きました。

慌てずに静かに見守る
生活リズムを整える
心配な時は専門家に相談する
家族でサポートし合う

事を心掛けて見守りましょう。

あなたとお子さんの毎晩が、少しでも穏やかになりますように。

■安眠グッズ紹介

我が家は、寝る前の絵本とおやすみライトが“安心ルーティン”になっていて、
これを取り入れてから夜驚症の頻度も減ってきたように感じます。

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