休日は子供と一緒に過ごせる大切な時間
今日は何をして子供と過ごそうかな…
……でも正直、どうやって遊べばいいのか分からない。
私みたいに「遊び方が分からないパパ」はきっと多いはず。
だから今回は、「正解がない」低年齢の子どもとの遊び方について、
僕自身の失敗談と「これならイケる!」と思えた5つの方法をご紹介します。

なぜパパは0~3歳(低年齢)と遊びづらいのか?
1. 反応が薄い
個人差は多いでしょうが
赤ちゃんはまだまだ反応が薄い
笑う、しゃべる、真似する…がまだできない。
楽しんでいるのかな?悲しんでいるのかな?
不安になってしまう。
2. 激しい遊びはNGだと感じている
落ちる、転ぶ、ぶつける、とにかく怖い!
見守るだけが安全安心と思ってしまう
3. ママ大好きに嫉妬してしまう
自分が子守をすると泣いてしまう、ママにべったり…
上手にあやせるのもママだし、ちょっと自信喪失…
4.遊びが面白くないと感じてしまう
おもちゃを振るだけ、投げるだけ、カミカミするだけ
一緒にやる意味あるのだろうか?と自問
でも大丈夫!パパでもできる簡単な遊び方

0歳~1歳:五感を刺激する遊び
いないいないばあ
最も基本的でありどんな年齢でも効果的な遊び。タオルや手で顔を隠し、「いないいない…ばあ!」と現れるだけ。恥ずかしがらずに、いつもより大げさに!変な声で!
高い高い
パパの力を活かした遊びの代表格。安全に配慮しながら、赤ちゃんを高く持ち上げてあげましょう。空間認識能力の発達にも効果的です。安全第一で、2~3回だけで十分でしょう。
歌遊び
「げんこつやまのたぬきさん」や「大きな栗の木の下で」など、手遊びを交えた歌は赤ちゃんの聴覚と視覚を同時に刺激します。歌が苦手なパパも、子供のためと思って思いっきり歌いましょう。
1歳~2歳:探索欲を満たす遊び
お散歩探検
近所の公園や商店街を歩きながら、「あ、ネコちゃんがいるね」「お花がきれいだね」「ムシさんが葉っぱ食べてるね」と声をかけてあげましょう。子供の好奇心を育てる絶好の機会です。
うちの子はダンゴムシが大好きで家にまで持って帰ります…
積み木・ブロック遊び
最初は積むより崩す方が楽しい時期。一緒に積み上げて、「がっしゃーん!」と崩すことから始めましょう。達成感と破壊の快感、両方を味わえます。
追いかけっこ
ハイハイやよちよち歩きの子供を優しく追いかけたり、逆に追いかけられたりする遊び。運動能力の発達と親子の絆づくりに効果的。楽しくて赤ちゃんもニッコニコ!
2歳~3歳:想像力を育む遊び
ごっこ遊び
「お医者さんごっこ」「電車ごっこ」「お料理ごっこ」など、役割を演じる遊びが楽しめる年齢です。
100円均一にも沢山の変身セットおもちゃが売られていますので、着替えて本格的にごっこ遊びを
楽しみましょう!パパも恥ずかしがらずに!
お絵かき・粘土遊び
創造性を育てる大切な遊びです。上手下手は関係ありません。「すごいね!」「何を描いているの?」と興味を示すことが重要です。
うちの子は、書いてある絵が誰なのか聞いてみると、毎回違う人や動物になります。
読み聞かせ 絵本の読み聞かせは言語発達に欠かせません。声色を変えたり、ジェスチャーを交えたりすると、子供の集中力も高まります。


男の子・女の子別:効果的な遊び方のコツ

男の子との遊び方
体を使った遊びを中心に 男の子は一般的に運動量が多く、体を動かす遊びが大好きな傾向があります。
- 戦いごっこ:ヒーローになりきって「変身!」からの必殺技ごっこ。安全に配慮しながら、パパも一緒に戦隊ヒーローになってみましょう。
- ボール遊び:投げる、蹴る、転がすなど、ボールを使った遊びは運動能力向上に効果的。
- 乗り物遊び:電車、車、飛行機など、動くものへの興味を活かした遊び。段ボールで手作り車を作るのもおすすめ。
- 探検ごっこ:「宝探し」や「冒険家ごっこ」で好奇心と探究心を刺激。やっぱり冒険は格別!
競争要素を取り入れる 「どっちが早いかな?」「どっちが高く積めるかな?」といった競争要素は、男の子のやる気を引き出します。
女の子との遊び方
コミュニケーションを重視 女の子は言葉でのやり取りや、相手への思いやりを示す遊びを好む傾向があります。
- お人形遊び:人形の世話をしたり、おしゃべりをしたりする遊び。パパも一緒に人形と会話してみましょう。※あまり乱入しすぎると子供から注意を受けます(本人談)
- ままごと遊び:お料理やお世話の真似をする遊び。「美味しそうだね」「ありがとう」という言葉のやり取りが大切。うちの子は100均のスライムを食べさせてくれようとします…
- おしゃれごっこ:髪を結んだり、アクセサリーをつけたりする遊び。パパの不器用な手つきも、子供には微笑ましく映ります。
- お絵かき・工作:細かい作業や色彩感覚を活かした創作活動。
感情を共有する 「かわいいね」「きれいだね」「楽しいね」といった感情表現を豊かに使って、一緒に感動を分かち合いましょう。
共通して大切なポイント
もちろん、男の子でもお人形遊びが好きな子もいれば、女の子でも体を動かす遊びが大好きな子もいます。最も重要なのは、その子の個性や興味を観察し、それに合わせて遊びを選ぶことです。
パパならではの遊びの特徴を活かそう

1. ダイナミックな遊び
ママに比べて体力があるパパは、肩車や飛行機ブーン(子供を持ち上げて飛行機のように動かす)など、ダイナミックな遊びが得意です。これらの遊びは子供のバランス感覚を育てる効果があります。
2. ルールのある遊び
男性は競争やルールを好む傾向があります。2歳を過ぎたら簡単なルールのある遊び(色当てゲームや数当てゲームなど)を取り入れてみましょう。
3. 技術的な遊び
電車や車などの乗り物、機械的なおもちゃへの興味は、パパの方が理解しやすいかもしれません。一緒に組み立てたり、動く仕組みを説明したりすることで、子供の探究心を育てられます。

遊びで困った時の対処法
子供が泣いてしまった時
まずは慌てず、子供の気持ちを受け入れることから始めましょう。「悲しかったね」「痛かったね」と共感を示した後、気分転換できる別の遊びを提案してみてください。
遊びに飽きてしまった時
子供の集中力は大人が思うより短いものです。無理に続けず、子供の興味が向いているものに合わせて遊びを変えていきましょう。
危険な遊びをしたがる時
「ダメ!」と頭ごなしに否定するのではなく、「こっちの方が楽しいよ」と代替案を提示したり、安全な環境で似たような体験をさせてあげたりしましょう。
遊びを通じて育まれるもの
信頼関係の構築
一緒に遊ぶ時間は、親子の信頼関係を築く大切な機会です。子供は「パパと一緒にいると楽しい」という体験を通じて、安心感を育んでいきます。
コミュニケーション能力の発達
遊びの中での会話は、子供の言語発達を促進します。パパからの「どうして?」「なんで?」という質問は、子供の思考力を育てる効果もあります。
社会性の基礎
順番を守る、相手を思いやる、協力するなど、社会で生きていく上で必要なスキルの多くは、幼少期の遊びを通じて学ばれます。

忙しいパパでもできる短時間遊び

5分でできる遊び
- 手遊び歌
- いないいないばあ
- 膝の上でゆらゆら遊び
- 絵本1冊の読み聞かせ
10分でできる遊び
- 積み木崩し
- かくれんぼ
- お絵かき
- 手作り楽器での演奏会
15分でできる遊び
- 公園での軽い運動
- ごっこ遊び
- パズル遊び
- 科学実験遊び(色水作りなど)
まとめ:完璧を求めず、楽しむことから始めよう
子供との遊び方に「正解」はありません。大切なのは、パパ自身が楽しむ気持ちです。最初はぎこちなくても、一緒に過ごす時間を重ねることで、自然と子供との距離は縮まっていきます。
子供は純粋で、パパが一生懸命遊んでくれることに心から喜びを感じています。完璧な遊び相手になろうとするより、「今日は何をして遊ぼうか?」という気軽な気持ちで向き合ってみてください。
そして忘れてはいけないのは、遊びは子供だけでなく、パパにとっても貴重なリフレッシュタイムだということ。仕事の疲れも、子供の笑顔で癒されるはずです。
今日から少しずつ、子供との遊び時間を増やしてみませんか?きっと新しい発見と喜びが待っているはずです。


