ごめんの気持ちを伝える仕掛け!DIY『ごめんねスイッチ』作ってみた

子育て×DIY

①はじめに

突然ですが、我が家には3歳と5歳の姉妹がおります。
どちらも、誰に似てしまったのか負けん気が強い!
上の子は言葉巧みに自分の意見を三歳児に主張し
下の子は言葉の代わりに引っかき噛みつきの悪徳レスラーさながら反則技を繰り出す。
毎日のようにプロレスごっこになっております。

先週、またプロレスごっこから口喧嘩に発展。言い合いが長引き、“ごめん”を言っても泣き止まず…親としても“どうしたら真の仲直りになるの?”と悩んでいました。
どうしたものかと考えた末に、ごめんねの切っ掛けや代わりになれば
っと思い「ごめんねスイッチ」を作りました!!
なんだそれと思う人も多いでしょう。
完全に子供たちへのウケ狙いで作ってみました。
そんな「ごめんねスイッチ」をご紹介致します。


②ごめんねスイッチとは

喧嘩した後に、上手に仲直りが出来ますようにと祈りを込めた装置です。

具体的には
両サイドにボタンが付いていて、両方のボタンが同時に押されることで
真ん中のLEDが点灯して音声が流れる様にしました。

1. 片方がごめんね!と言いながらボタンを押す
2. もう片方がごめんね!と言いながらボタンを押す。
3. LEDの点灯
4. 「仲直り出来たね!良かったね!」のパパボイス発動
5. パパの声で喧嘩が馬鹿らしくなる
6. 仲直り

このパターンを想定して作ってみました。


③【材料・道具!】

材料と手順を紹介!

  • 材料

    ・ISD1820 録音再生モジュール 550円・・・・Amazon購入
    ・タクトスイッチ2個 1個/30円程度・・・・Amazon購入
    ・ブレッドボード ジャンパーワイヤーセット 589円・・・・Amazon購入
    ・単三電池BOX 3V用 LEDセット 500円・・・・近くのホームセンター
    ・100均 BOX 100円・・・・近くの100均
    ・段ボール・・・・Amazon段ボール

    合計 1,700円程度
  • 工具
    ・ハンダコテ
    ・ニッパ
    ・カッター
    ・グルーガン
    ・瞬間接着剤
  • 作る時のポイント・注意点
    高温になるハンダコテやグルーガンを取り扱いますので火傷には
    十分お気を付けください

はんだこては温度調整できるものが良いようです!!
上記のリンクが温度調整できるものとなります。

④【作り方】


スイッチ 1 → スイッチ 2 → LED点灯 → 音声再生
の仕組みを作りました。
実は電子回路初めての挑戦です。ど素人なので至らない所が多々有りますが
素人なんだねっと生暖かく見守っていただきたいです。

① ISD1820を準備 付属スピーカーをはんだ付け
  スピーカーが付属してますが、はんだ付けが必要
  はんだ付けが終わったら、モジュール本体のコネクトへカチッとはめ込み

② 作動するか確認します。
私は3Vの電池BOXを繋いで動作確認しました。(VCCへ+ GNDへ-)
下側の赤ボタンRECスイッチを押すと、録音開始します。
隣のPLAYEスイッチを押すと、1回再生します。
その隣のPLAYLスイッチを押すと 押している間連続再生します。
また、画像左側のモジュール本体ピン部分に P-L P-E REC と有りますが
それぞれそのピン部分に繋ぐ事で、スイッチを押した動作となります。
P-Eに接続すればPLAYEの動作(1回再生)が機能する事となります。

③ ブレッドボードを使う
スイッチ 1 → スイッチ 2 → LED点灯 → 音声再生
としたいので、ブレッドボードへ回路を繋いでいきます。

こんな感じになりました。
これで、赤タクトスイッチ → 白タクトスイッチ → LED点灯 → 音声1回再生 P-E へ
となりました。→動作確認へ
動作確認OKでしたら、グルーガンで配線抜け防止の為、根元をグルーガンで固めました。

④ スイッチ外箱を準備

ダイソーへ行って良さそうなもの見つけてまいりました。
120㎜×90㎜×50㎜の厚紙箱 100円
これさえ決まれば、合うように作っていきます。


・ブレッドボードのスイッチ部分を切り抜く為穴あけ
 私が購入したタクトスイッチは4.0㎜ぐらいの穴が丁度良さそうなので
 正面へ2カ所穴あけ→LEDを通す為穴あけ→ブレッドボードを箱正面裏へ取付

・スピーカーを箱側面へ取付
 スピーカーサイズに合わせて箱をくり抜き穴あけ
 切り抜いた穴へ瞬間接着剤でスピーカーを取付けました。
 が、箱への穴あけ失敗…痛々しい姿に…

・最後は箱の中へ中仕切りを設置
 段ボールを切って中仕切りを取付けます。

・箱が寂しいので、子供たちが好きなディズニープリンセスでデコレーション
 → 完成


製作時間は30分~1時間程度
難易度★★☆☆☆

●使用したメインパーツ

  • ISD1820 録音再生モジュール
    • 録音時間は最大10秒。
    • 「ごめんね」の声を録音し、ボタンで再生できる。
  • スイッチ2個(タクトスイッチ)
    • 子どもが“本当に謝りたい”と思った時にだけ押せるよう、同時押しで再生する回路に設計。
    • 片方だけだと反応しない=軽い気持ちでは再生できないのがポイント。

●アイディアの工夫

  • 子どもたちが「本気で押したい」時にだけ音声が出る仕組みにすることで、「形だけのごめんね」にならないよう工夫してみました。

「パパ、押してもいい?」が日常に!

  • 口では照れくさいごめんねも、スイッチ一つ!冗談みたいで笑って解決!
  • 「ごめんね」以外にもいろんな言葉が録音可能なので
     好きな言葉を録音し合って、大喜利みたいに楽しんでました。

⑤【まとめ・パパの気持ち】

「小さなボタンで、大きな気持ちが伝わる」
ごめんねスイッチが完成した日に、早速姉妹喧嘩が始まりました。
子どもたちへスッとごめんねスイッチをお披露目
「お互いごめんなさいを言いながら、このスイッチを押してみなさい」と一言
スピーカーからはパパの声で
逃走中のナレーション風のモノマネで「仲直り…成功…!」のセリフが!
2人とも何で喧嘩していたのかもわからない程、夢中でボタンを連打していました。
気持ちが伝わったのかは定かでは有りませんが、
楽しんでくれたなら、作ってみて良かったなぁと思います。
何度でも録音可能なので、アイディア一つで様々な使い方が有るのかなと思います。
皆さんも有効活用出来るようでしたら、作ってみてはいかがでしょうか!!

タイトルとURLをコピーしました