【DIY】座り心地抜群!クッション付きベンチを手作りしました

とりあえず作ってみた

こんにちは!「今度こそ完成させるぞ」と意気込むDIY愛好家の皆さん、いかがお過ごしでしょうか。(途中で挫折したプロジェクトが押し入れで眠っている方、一緒に頑張りましょう…)

今回は、リビングに置くベンチをDIYで作ってみました。ただのベンチではなく、座面にふかふかのクッションを敷いて座り心地にもとことんこだわった一品です。市販のベンチだと「なぜこのサイズ?」「なぜこの色?」「なぜこの値段?」と疑問符だらけになることってありませんか?そんな悩みを解決すべく、「自分で作っちゃえば全部思い通り!」精神で挑戦してみました。

作業時間は休憩(という名のお茶タイム)を含めて2日間。1日目に木工・塗装作業、2日目に木工作業・クッション仕上げを行いました。思っていたより簡単で、「あれ?意外とやればできる子?」状態に。DIY初心者の方にもぜひおすすめしたいプロジェクトです。

いかがでしょうか。シンプルなデザインですが、クッションがあることで見た目にも温かみが出て、何より座り心地が格段に良くなりました。リビングに置いてみると、家族みんなが「座り心地がいい!」と大喜び。。特に子供たちはお絵描きをするときにこのベンチを愛用していて、「このベンチに座るとじょうずに描ける気がする」という謎の効果まで報告されています。

なぜクッション付きベンチを作ろうと思ったのか

きっかけは、リビングのソファだけでは座る場所が足りなくなったことでした。来客時や家族が集まる時間に、もう少し座る場所があったらいいなと思っていたんです。市販のベンチも見てみましたが、サイズが合わなかったり、デザインが気に入らなかったり、価格が予算オーバーだったり…。「なぜ気に入ったものに限って予算の3倍するのか」という家具あるあるに直面しました。

そこで「作ってしまおう!」と決意。どうせ作るなら座り心地にもこだわりたいと思い、クッション付きにすることにしました。「市販品より安くて自分好みなんて、一石二鳥どころか一石三鳥じゃないか!」とテンション上がりっぱなしでした。

材料・道具

材料(総額約7,500円)

  • 2×4材(脚用)89mm×38mm×3050mm: 3本(ホームセンターでカットサービス利用)
  • 木工用コーススレッド 65mm: 1箱
  • 木工用コーススレッド 40mm: 1箱
  • 木材用護塗料: 1缶
  • 木工用ボンド: 1本
  • 座面 クッション Amazonで購入

道具

  • 電動ドライバー
  • 丸のこ(ホームセンターのカットサービスでも代用可)
  • サンドペーパー(#120、#240)
  • 刷毛
  • メジャー
  • 鉛筆
  • 直角定規
  • クランプ(あると便利)

材料はほぼホームセンターで揃えました。木材のカットサービスを利用したので、家での作業がとても楽になりました。ホームセンターの店員さんは皆さん親切で、「初心者です」と正直に言うと、まるでDIYの師匠のように色々教えてくれます。ありがたや~。

詳細な作り方

1. 設計・木材カット

まず、設置予定の場所を測ってベンチのサイズを決めます。今回は幅100cm、奥行40cm、高さ40cm(クッション下まで)で設計しました。これは大人2人が並んで座れる程度のサイズです。

木材カットの詳細:

  • 脚用の2×4材:長さ40cmを4本(横脚)、長さ36cmを4本(縦脚)長さ75cmを1本(脚部をつなぐ部材)
  • 座面用の2×4材:長さ100cmを4枚

ホームセンターのカットサービスを利用する場合は、事前に寸法をメモして持参すると効率的です。1カット30円程度で、精密にカットしてもらえるのでおすすめです。私のように「家でノコギリを使うと近所迷惑かも…」と心配な方には特におすすめです。

2. 木材の下処理

カットした木材をサンドペーパーで丁寧に仕上げます。まず#120で全体を軽くやすりがけし、その後#240でなめらかに仕上げます。

特に注意したいポイント:

  • 切断面は必ず丁寧にやすりがけ(ささくれ防止)
  • 角は少し面取りして安全性を高める
  • 木目に沿ってやすりがけする

この作業は仕上がりの美しさに直結するので、時間をかけて丁寧に行いました。音楽を聞きながらの単純作業は、意外とリラックスできて楽しいものです。ただし、夢中になりすぎて気づいたら2時間経っていたなんてことも…。「やすりがけって瞑想?」状態になります。

3. 塗装

下処理が完了したら塗装に移ります。

塗装のコツ:

  • 塗料は薄く均等に塗る(厚塗りは避ける)
  • 木目に沿って刷毛を動かす
  • 2度塗りで仕上げる(1度目が乾いてから)

塗装後は十分に乾燥させることが重要です。急いで次の工程に進むと、後で塗装が剥がれる原因になります。「早く完成させたい!」気持ちをぐっと抑えて、ここは我慢の時です。この待ち時間に次の工程の準備をするのがコツですね。

4. 脚の組み立て

いよいよ組み立て開始です。まず脚のフレームから作ります。

横脚40cmと縦脚36cmを組み合わせ、コーススレッド65mmで固定します。この時、下穴を開けてから固定すると木材が割れるのを防げます。左右で2つ作成します。

組み立て時のポイント:

  • 直角定規を使って角度を正確に出す
  • クランプで仮固定してから本固定
  • ビスは斜めに打たず、まっすぐ入れる(当たり前だけど意外と難しい…)

5. 座面の取り付け

2つの脚フレームができたら、座面の2×4材 4枚を取り付けます。板と板の間は約15mmの隙間を空けて、自然な仕上がりを演出します。

コーススレッド40mmを使って固定します。この時も下穴を開けることで、きれいに仕上がります。

ここまででベンチの本体は完成です。ガタつきがないか、強度は十分かを確認しましょう。この時点で一度座ってみて、「おお、もうベンチとして機能してる!」という感動を味わうのも醍醐味です。

6. クッションを取付ける

クッションについては既製品の物を購入しました。

座面サイズ(100cm×40cm)の物で、背面は調整ベルトがついてあるタイプです。
クッションの厚みは5cmです。お好みの厚みで良いかと思います。

7. 最終仕上げと調整

すべてのパーツが完成したら、最終的な組み立てと調整を行います。

  • ガタつきがないか最終チェック
  • クッションの固定具合を確認
  • 全体のバランスを見て微調整

これで、オリジナルクッション付きベンチの完成です!達成感はひとしおです。

実際に使ってみた感想

完成してから5ヶ月ほど使っていますが、期待以上の仕上がりに大満足です。

良かった点

座り心地の良さ:5cm厚のウレタンフォームの効果は絶大。長時間座っていても疲れにくく、硬すぎず柔らかすぎない絶妙な座り心地です。

サイズがピッタリ:リビングの空いたスペースにジャストフィット。市販品では実現できない、我が家専用サイズです。

コストパフォーマンス:材料費約7,500円で、同等の市販品なら15,000円以上はすると思います。「節約上手な私」アピールもできて一石二鳥です。

家族の反応:子供たちは宿題をするとき、夫はテレビを見るとき、私は読書をするときと、家族全員のお気に入りスポットになりました。奪い合いになることもしばしば(嬉しい悲鳴)。

課題と改良ポイント

使ってみて気づいた改良ポイントもあります。

収納機能:座面下に収納スペースがあれば、さらに実用的になりそうです。「隠れ収納付きベンチ」なんて響きもかっこいいですしね。

製作過程で学んだこと

このプロジェクトを通じて、DIYの楽しさを改めて実感しました。

計画の重要性:事前の設計図作成と材料リストアップが、スムーズな作業につながりました。

道具の大切さ:適切な道具を使うことで、作業効率と仕上がりの質が格段に向上します。「弘法筆を選ばず」と言いますが、素人は道具を選んだ方がいいですね(笑)。

失敗を恐れない:途中で多少の失敗があっても、工夫次第で解決できることを学びました。「まあ、なんとかなるさ」精神は大事です。

家族との時間:子供たちも手伝ってくれて、家族で何かを作り上げる喜びを共有できました。「お父さんすごい!」「お母さんすごい!」と褒められる機会って意外と少ないので、これはボーナスポイントでした。

まとめ

初めてのクッション付きベンチDIYは、想像以上に満足度の高いプロジェクトとなりました。自分の手で作ったものを毎日使えるという喜びは格別です。しかも「これ、私が作ったんです」と言える満足感は、市販品では味わえない特典ですね。

DIY初心者の方にも、基本的な道具と材料があれば十分挑戦できる内容だと思います。ホームセンターのカットサービスを活用すれば、より手軽に始められます。「私にもできるかな?」と不安な方、大丈夫です!私でもできたんですから(笑)。

次回は収納機能付きのベンチや、背もたれ付きのバージョンにも挑戦してみたいと考えています。DIYの楽しさにすっかりハマってしまいました。皆さんもぜひ、お家時間を使ってDIYライフを楽しんでみてくださいね!

何かご質問があれば、お気軽にコメントでお聞かせください。「失敗談も聞かせて!」なんてリクエストも大歓迎です。一緒にDIYを楽しみましょう!


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