はじめに
「DIY初心者パパだけど、まずはコンベックス(スケール)が欲しい」
ホームセンターで買うと高いし、100均で済ませようと思った事ありませんか?
今回は100均コンベックスと本格コンベックスを実際に使い比べ、「家庭でDIYするパパ目線」で違いを徹底検証します!
特に子どもの工作や自由研究でも使えるのか?という視点も交えてレビューします。


比較する2本を紹介
① 100均コンベックス
- 価格:220円(税込) ※すみません、ちょっと高いの買っちゃいました…
- 全長:3m
- ロック機能:あり テープを伸ばすと自動で止まり、ボタンを押すと戻ります
- 特徴:軽くてコンパクト、メートル表記のみ、JIS表示なし
② 本格コンベックス(タジマ Gロック25-5.5)
- 価格:約5,450円
- 全長:5.0m
- ロック機能:あり
- 特徴:JIS1級、爪マグネット、厚みあり、バネの力が強い




100円均一コンベックス
本格コンベックス
![]() | ■タジマ 剛厚セフGロックマグ爪25 5.0m メートル目盛〔品番:GASFGLM2550〕【3981762:0】[店頭受取不可] 価格:3718円 |

![]() | (限定特価)タジマ TJMデザイン G3ゴールドロック-19 5.5m目盛 G3GL19-55BL (363-6003) (コンベックス/スケール/メジャー/測定/作業) (G3GL1955BL) 価格:2860円 |


腰ベルトにコンベックスを取付けられるセフホルダー対応タイプも有ります。


ちなみに、コンベックスの「JIS1級」とは?
✅ JISとは
JIS(日本工業規格 / Japanese Industrial Standards) は、製品の品質や性能、安全性を標準化した国の基準
✅ 1級とは
JISではコンベックスの精度(長さの誤差)に基づいて1級と2級に分類されています。
種類 | 許容誤差(5mの場合の例) | 主な用途 |
---|---|---|
1級 | ±0.6mm以内 | 測定精度が特に求められる作業(製造現場、精密作業、金属加工など) |
2級 | ±1.2mm以内 | 建築現場、日曜大工、一般作業など |

つまりJIS1級とは、国家規格の1級をクリアした高精度なコンベックスです。
でも、お値段も高くなります。
比較①「精度と誤差」
同じ距離を測って誤差を検証。
測定距離 | 100均コンベックス | 本格コンベックス |
---|---|---|
10cm | ±2mm誤差 | 誤差なし |
50cm | ±2mm誤差 | 誤差なし |


✔ 100均品は短距離なら許容範囲。でも家具製作には不安。
✔ 子どもの工作程度なら問題なし。
比較②「使いやすさ」
項目 | 100均 | 本格コンベックス |
---|---|---|
テープの硬さ | 柔らかい(曲がりやすい) | 硬くて真っ直ぐ伸びる |
巻き戻しの勢い | 弱い(安全) | 強め(勢い注意) |
ロック操作感 | やや頼りない | カチッと安心感 |
✔ 子どもでも簡単に使えるのは100均。
✔ 大人DIYだと本格の方が断然作業しやすい。

鉄製のテープが勢い良く戻るので、
小さいお子さんに触らせる場合は取扱いには注意が必要です。
特に小さい子供は、コンベックスが大好きなので(伸びるのが面白い)
比較③「耐久性」
1m高さから床へ落下させてテスト。
項目 | 100均コンベックス | 本格コンベックス |
---|---|---|
落下1回目 | ロック部やや甘くなる | 無傷 |
落下3回目 | ロック不能→使用不能 | 問題なし |
✔ 100均は落とすと一発で壊れる可能性大。
✔ 本格コンベックスは現場仕様なのでタフ。
比較④「パパ目線の実用性」
【子どもと一緒に使うなら…】
- 軽い100均でOK。
- テープが弱いから子どもでも安全。
- 測定ごっこ遊び・夏休み工作にも最適。
【本気DIY(家具・棚作り)なら…】
- 本格の方が作業効率◎。
- 長距離・直線性・耐久性が圧倒的。
- 多少の落下や乱暴使用でも安心。
✔ 結論:「両方持ち」がパパDIYにはベスト!
まとめ
シーン | おすすめ |
---|---|
子どもの工作・自由研究 | 100均で十分 |
家具製作・棚作り・ウッドデッキ | 本格コンベックス |
パパDIYと子ども遊び両立 | 両方買い推奨! |
✔ 100均コンベックス:★★★☆☆(軽作業向き)
✔ 本格コンベックス:★★★★★(DIY全般に安心)


